作品紹介・あらすじ
「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。
感想・レビュー (6件)
とても面白かった!!!かき回しがサイコー
いつもながら、柚月裕子さんの作品はなかなか面白い。墓じまい、夫婦別姓についていろいろ考えさせられる素晴らしい作品。時代が変わり以前の考え方が当たり前ではない時代になっている。墓じまい、どうするかを真剣に考えさせられた。
よそのお宅の墓問題
墓じまい、考えなきゃ… どういうかたちをとっても結局いつかはなくなるんだから、そのままほっとくっていう考えも確かにあるね…骨なんて単なるカルシウムだもんね…
墓仕舞いそのもの。 身につまされるいつもながら もともと、墓石はなかった。
