作品紹介・あらすじ
語学は魔法の剣!
学んだ言語は25以上!の辺境ノンフィクション作家による、超ド級・語学青春記。
自身の「言語体験」に基づき、「言語」を深く楽しく考察。自動翻訳時代の語学の意味を問う。
さらにネイティヴに習う、テキストを自作するなどユニークな学習法も披露。語学上達のためのヒントが満載。
そしてコンゴの怪獣やアマゾンの幻覚剤探し、アヘン栽培体験などの仰天エピソードにおける語学についても語られる。『幻獣...
感想・レビュー (4件)
筆者の破天荒な旅 言語には生物と同じような体系がある 動詞に過去、現在、未来系が無いとか 部族のみの言語には「友達」とか「ありがとう」という言葉がないとか
この人の本は2冊目でした。まぁ、なんだ体験自体が面白いからスラスラ読んでしまう。卒業できないやろ、って思ってたら仏文普通に卒業しちゃうとことかも、なんか凡人とは違うなぁ。アヘンのとこも面白いけど、語学ができない人と一緒に外国行けと言う意味はよくわかった。あと習う先生も非常に個性的で面白い。
語学に優劣なく、どれも大差はない。そして美しい。
語学の側面はさておき、80〜90年代の若者の自分探しの記録としてとても面白い。