その本は

その本は

又吉 直樹/ヨシタケ シンスケ
ポプラ社 (2022年7月14日発売)
ISBN:9784591174326
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作品紹介・あらすじ

本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。王様は二人の男を城に呼び、言いました。 「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。 お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を...

感想・レビュー (7件)

この本は、又吉さんとヨシタケさんの感性に包まれ、笑いあり、涙あり、ブラックあり、??ありの、本を読むとは?を考えさせてくれるいわば人生の片隅においておきたい、何度でも読みたくなるバイブルといえようか。

ヨシタケシンスケさんと又吉さんの共作。交換日記の話が悲しかつた。

めっちゃ期待してたからだろうか。 第7と9夜以外、大喜利にしか思えず、、 んーあんまりかな。

7夜の話に感動した!そしておちがヨシタケシンスケさんらしかった!

ただただ面白い 第7夜の又吉さんのお話しはぐっときた

めずらしい本 これからも、たくさん読んでいきたい 本にも意識があって読んでもらいたいんやなあ 誰かからのメッセージに出会えるとよいなあ

ネタバレを読む

「その本は」から始まる摩訶不思議なショートショート。ゾクゾクしたり、切なくなったり、世代を越えて様々な本の話が素敵なイラストと一緒に楽しめる作品。 岬くんと竹内さんの話や、まっしろな本の話が印象的。装丁も凝っていて捲るだけでも楽しい。