
レビュー (7件)
並べられて始まった3人の女性の物語。読むにつれ、彼女らの言動から時間の軸が見えてくる。それぞれの物語をその時間軸に当てはめながら読み進めると、徐々に物語が立体的に。とうとう物語から目を離せなくなり、一気に最後まで読んでしまった。読者を物語に没頭させる構成はさすが!薄幸で芯の強い女性の姿に、昭和の昼メロを思いだす。タイトルの「鎖」、繋がりや縁といった見方もできるが、女性を縛る「鎖」とも読めるな。ともあれ、ロマンチックなミステリーだった。
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2013年文庫 3人の女性の話が同時に出てきて 話が進む 読み進むと謎が次々出てきて 中々読むのが止められなくて.. あっという間に読み終わってしまった (ゆっくり読もうと思っていたのに) Kという人物が 3人の女性と繋がっている 途中こんな偶然ある?・・ 昔の昼ドラみたい・・ と思ったり そこが笑えたり・小説ならではで 面白かった 話の大きな流れも 最後にスッキリまとまって そういうこと と思えて収まりよく気持ちよかった この作家さんは イヤミスの小説家さん というイメージだったので あまり選ばなかったけれど この作家さんの イヤミス本やドラマ見ると あまりのリアルさで 何日も嫌な気持ちから 抜けられなくなるので 名前や状況にてる人物出てきたら特に 解説を少しみたら 告白 が黒だとすれば 本書 は白 の文が目に入ったので 読んでみようと思った 読むの止められなくなる面白さだった 最後も納得できる終わり方で良かった こういう方が好みだと思った
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