希望の糸

希望の糸

東野圭吾
講談社 (2019年7月5日発売)
ISBN:9784065148945
本棚登録:337

作品紹介・あらすじ

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。 「死んだ人のことなんか知らない。 あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」 ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。 どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。 閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。 捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。 災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。 容疑者たちの複...

感想・レビュー (8件)

同時並行で、刑事松宮が関わる2つのミステリーを明らかにしていく仕様。親子関係にまつわるしっとりとした内容で、波瀾万丈な展開はなかった。「奇麗」の漢字が濫用されていて何か意味があるのかと疑っていたが何もなかった。

松宮脩平の生い立ちが明らかになる。

想像もしない展開、結末一気に読んでしまった

取り違え 新潟地震

加賀刑事がでてきた。今回の被害者花塚さんは死ななくていい人だった。

こんなことは現実には無いだろうけど、受精卵の取り違え、 親子の結びつきにもいろんな形があるなぁと思った。

希望の糸 題名も内容も大変感動しました。 それぞれの人生 皆一生懸命に生きていても報われない事もある 最後に 泣けました