盤上の向日葵(上)

盤上の向日葵(上)

柚月裕子
中央公論新社 (2020年9月24日発売)
ISBN:9784122069404
本棚登録:127

作品紹介・あらすじ

2018年本屋大賞2位! 著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化! 平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていたーー

感想・レビュー (6件)

将棋がわからないけど、面白い。

下巻まで読んて、悲しい結末だったな、波乱な人生だっただけに。

上巻を読み終わってもまだまだ真相にはほど遠い。 でも読みやすい

8/1読み終わり。 山中で発見されて遺体が、値打ちのある将棋の駒を抱いていた。読みやすい内容で一気読み。若手刑事・佐野とベテラン石破のコンビが、最後はどんな関係性になるか見物。上条が犯人なんだろうけど、不遇な少年時代を経て、東大に合格した後、どうなったのか早く下巻が読みたい!