幸村を討て

幸村を討て

今村翔吾
読者数: 18
発売日: 2024/11/19
出版社: 中央公論新社
ISBN: 9784122075795

レビュー (2件)

幸村を討て、読了。 『日ノ本一の兵』と云われた真田幸村(信繁)とは、どんな人物であったのか?真田家存続のため、己の信念を貫くため、最後の戦いが始まる。 6人の視点から、大阪夏の陣に隠された真田の真実に迫る! (戦国時代+ミステリー)×今村翔吾先生 =最高だわな😃

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ずっと読みたかった本が待望の文庫化となったため、手に取りました。 大阪夏の陣で家康を追い詰めながら、わざと仕留めなかった真田幸村。 「なぜ幸村は仕留めなかったのか、なぜ真田は戦国最後の戦いでここまで活躍できたのか」を様々な視点から描かれ、最後は家康が探偵役として犯人と対峙するという歴史ミステリーです。 史実がベースなので、本当にそうであったかのように思わせる物語は圧巻で、読んで良かったと思える一冊です! (真田信之と毛利勝永のイメージが変わりました笑)

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