作品紹介・あらすじ
著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当...
感想・レビュー (3件)
本を読むという行為は「ながら」ができないからコスパが悪い。物語を見ながら物語を読むなど。 インターネットとSNS、AIの影響は計り知れなくて、まだまだこれからその影響力を思い知ることになるんだろうな。まだ今は影響を受けている段階。 本を買って読むことが「貴族の嗜み」になっている現状をどう捉える?まぁ、もう、そういうものとして捉えるしかないんだろうけど、何も気にせず「この間買った本が面白かった!」と言って誰かを傷つける可能性が出てきてるってことだね。 私が知ってる様々な界隈はどんどん無料化とか動画化の影響を受けている? あの界隈だけじゃなくて、どこの業界も苦しんでるのかもしれないな。特に、不要不急の業界は。
ネタバレを読む
"本が読めなくなった"人たちに焦点を当て、取材の内容を綴ったルポルタージュ 淡々と事実を書いているにも関わらず、本への愛情と想いが伝わってくる内容が心にきました。 この時代だからこそ、読んでよかったと思える1冊です!
心に刺さる1冊でした!! “あとがき”にもあるとおり、本書のタイトルは『本を読めなくなった人たち』 本人の能力や意志の欠如による『本を読めない人たち』や『本を読まない人たち』ではない! 著者の徹底取材から見えたものは・・・! 以下は目次です。 *プロローグ ー本を読まない人は世界をどう見ているのか *第1章 ニュースを無料で読む人たち ー無料ウェブメディアの行き詰まり *第2章 本を読まない人たち ー〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉 *第3章 本と出合えない人たち ー無料抜粋記事と電子書籍の限界 *第4章 本屋に行かない人たち ー聖域としての書店 *終章 紙の本に集う人たち ー読者と消費者 *あとがき *主要参考文献

