作品紹介・あらすじ
よく耳にするけれど、一度としてその現物を見たことがない。そういうものがこの世にはあります。たとえば「転ばぬ先の杖」。あるいは「堪忍袋の緒」。こういうものは、どこに行ったら手に入れられるのでしょうか?このような素朴な疑問とニーズにお応えするべく、わたくしどもクラフト・エヴィング商會は、この世のさまざまなる「ないもの」たちを、古今東西より取り寄せて、読者の皆様のお手元にお届けします。文庫化にあたり、新...
感想・レビュー (2件)
あらすじ見ず、評価だけで購入。小説だと思っていたら、普段耳にする言葉を視覚化するものだった。ちょっと、表現が私には合わなかった。辛口かつユーモアありなのだけど、そのユーモアが皮肉でくすぐったいというよりむず痒かった。ちょっと残念。薄い割に1000円近くは高い!
「転ばぬ先の杖」と「おかんむり」が欲しいも。語り手・家政婦のミタ○ノで読むとよりハマる。笑 本には書かれてはいない慣用句であったら面白いものを独自で考えてみるのも楽しい。
