13階段

13階段

高野 和明
講談社 (2004年8月15日発売)
ISBN:9784062748384
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作品紹介・あらすじ

宮部みゆき氏絶賛!!! 手強い商売仇を送り出してしまったものです。--(本書解説より) 犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。2人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。

感想・レビュー (5件)

『ジェノサイド』が衝撃過ぎて、デビュー作も読みました。 登場人物の性格、背景、役割、偶然関係、その他全てが丁寧に描かれていて気に入りました。か? 言いながら回収しながら読み解くか? 「あなた次第です!」 第47回江戸川乱歩賞受賞作品

死刑囚の冤罪を証明する、最後までハラハラしながら楽しめた。犯罪は遠い存在のようで、実は身近な存在。

死刑制度から人間の在り方について

記憶喪失の死刑囚 手がかりは階段を登っているだけ

最近読んだミステリーの中では1番面白かった。 純一が犯行に関わっているんだろうな〜というミスリードがずっとある中でたとえそうだったとしても面白い展開と書き方。 宮部みゆきの感想内にあった何気ないキャラの「ミステリー小説が好きなもので」という粋なワードセンス。 どれを持っても良かった。 そのうえで破談しない意外なところの犯人。 とても面白かった

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