作品紹介・あらすじ
本屋大賞ノミネート作、待望の文庫化!
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいて「さいこーにしあわせ」だった。
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも...
感想・レビュー (4件)
ミステリーやサスペンスとは違う魅力で、どんどん物語に引き込まれていき、気付けば一読者として、主人公・宙(そら)の成長を見守っていて・・・。 心に留めたい言葉もしばしば(*‘ω‘ *) 中高生にぜひ手に取ってもらいたい(読む前と読んだ後では、世界の見え方に変化があるかもしれない)素敵な1冊です。 文庫版は、書き下ろしを含む2本の掌編が収録されています♪
電子書籍で読んだお気に入りの本が、文庫化されたので再読しようと手に取りました。 読み終えた時の感動は初回以上で、「本当に素敵な一冊で、読めて良かった!」と心から思いました。 (特に最終章は涙腺が緩んでしまい、文章がぼやけながらの読書でした) 美味しそうなご飯の描写と人間味溢れる登場人物達の物語に、活力と勇気を貰いました。
2025,4,12読了

