作品紹介・あらすじ
勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独のうちに他界した父。つまらない人間と妻には疎まれても、娘の進路を密かに理解していた父の最後のメッセージとは……(「無用の人」)。歳を重ねて寂しさと不安を感じる独身女性が、かけがえのない人に気が付いたときの温かい気持ちを描く珠玉の六編。
文庫版刊行に寄せて 原田マハ
「見知らぬ町を歩くとき、心地よい風が吹き、なんともいえない幸福感に包まれること...
感想・レビュー (5件)
・短編集 ・面白いのもあれば、よく分からんのもあれば
読み始めたのは去年の秋くらいだった気がする。面白くないわけじゃないけど随分読むのに時間がかかってしまった。 孤独を感じる独身女性が人の暖かさに触れる短編小説 短編小説はやっぱり好きじゃない。その後が気になるのにってところで終わってしまう。 結婚とか、子供とかそーゆうことで悩む今の私には、40代50代の独身女性の物語を読むのはちょっとしんどいものがあった。
7つの短編小説。 誰かしら誰かに思われてる、愛されてるって思わせてくれた。 でも3つくらい物語、最後が曖昧で芯を理解できず。。 原田マハさん、他の本も読んでみよう。
2022年8月13日
