作品紹介・あらすじ
30年ぶりにアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学教員の沙希。
そこで出会ったのは、伯父の友人で庭仕事に詳しい秋葉原さんをはじめとする、一風変わった多様な人々だった。
コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを瑞々しく描く物語。
【著者プロフィール】
中島京子(なかじま・きょうこ)
1964年、東京生まれ。東京女...
感想・レビュー (3件)
中島京子氏の母校、東京女子大辺りが舞台。 戦争の時代につかなかるアレコレや、流鏑馬のような、伝統行事まで。美味しいものも。
世界規模の感染症や、離婚、町の再開発、さまざまなことが降りかかりながらも何を大切にして生きていくのか考える主人公の話かな