作品紹介・あらすじ
彼女は計算して奇跡を起こす。東野圭吾が小説の常識をくつがえして挑んだ、空想科学ミステリ。
感想・レビュー (2件)
物語を読みながら、だいぶ昔に読んだ『アルジャーノンに花束を』を思い出した。 手術によって頭がよくなれるなんて。 地球上の事象を全て物理学で説明することはできないので、物理学で未来が計算できるというのは強引な論理だという気もした。 未来を計算で導きだせることは、防災の面からはきっと意味のあることだ。 でも個々の生活レベルではどうだろう。 知らない方が幸せだっていうことの方がたくさんあるんじゃないかな。 未来にワクワクしたいよね。
2/23読み終わり。魔女シリーズだったとは…。羽原円華の名前を見ても全くピンとこず、だいぶ読み進めてから調べて分かった。まぁ外れはないけど、そこまでって感じかなぁ。円華のお父さん(医者)が植物人間状態から救った子供、謙人の家族の死の本当の原因と、円華が魔女と言われるほど正確な予測ができる能力を持つに至った理由が分かる魔女シリーズの最初のお話。
