名探偵じゃなくても

名探偵じゃなくても

小西マサテル
宝島社 (2023年12月8日発売)
ISBN:9784299048776
本棚登録:69

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計10万部突破 『このミス』大賞受賞作 『名探偵のままでいて』続編 南原清隆(ウッチャンナンチャン)感嘆! 「幻影の中に誰も見えない真実が見える認知症の祖父とその孫娘。 登場人物たちが私の心に棲みついて、ミステリーの連鎖にドキドキしながらも、 一編の人情落語のように余韻が残りました」 “密室状況からの消失”“学校の七不思議”-- 謎を解くのは認知症を患う、私の祖父。 (あらすじ)...

感想・レビュー (3件)

待ちに待った続刊。 新キャラ我妻刑事登場。 岩田先生の幼少期のナゾ。 四季の変わり身。 ストーカー犯の無罪。 今回も色々あったなぁ。焦らされてる感は前巻より感じたけど(笑)

ネタバレを読む

楓が言った「愛しい人」が誰なのか気になる。自分しては岩田先生がいいな。あれだけ周りから慕われる人なら、トラウマのある楓のことも包み込んでくれるはず。続編があるのか?

「名探偵のままでいて」の続編。 序盤1話めでいきなり泣かされ、全体的にミステリよりヒューマンドラマの色が若干濃いめ。 前作より海外ミステリを事件と絡める頻度が増え、未読の読者には面白さが伝わりにくい場面があるかも? ラストの話が切なかった。