作品紹介・あらすじ
夫も仕事も失い、生きる気力をなくした美紀。最後の旅のつもりで訪れた鎌倉の片隅で、台湾茶カフェ「鎌倉茶藝館」を見つけ、魅入られ、働き始める。お茶や着物、古都の穏やかな日常に触れ、明るさを取り戻す美紀。そんな彼女に、年齢も性格も違う二人の男性が好意を持ち始めた。
今の私に必要なのは、安らぎ? それとも、灼けるような想い? --苦みを知るから、決められない。
名手が描く、大人の恋。
感想・レビュー (3件)
思いのほかガッツリした恋愛小説。 主人公と同じくアラフィフの読者としては、生身の女性の恋愛小説として面白く読んだ。二十代の読者が読むと、また違う感想になりそう。 鎌倉という舞台も魅力。 中国茶を飲みたくなる小説だった。
北鎌倉の茶藝館〜舞台。 死のうと思い訪れた鎌倉、底にあった中国茶のサテンと、マダム。 元の彼の子供としらすに燃え上がる恋、茶藝館の彼氏との恋、燃え上がる恋も終わりを告げる、秘密を知ったから。