作品紹介・あらすじ
第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成!
日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化!
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先...
感想・レビュー (3件)
情景描写と比喩が丁寧で、目の前に風景が広がるよう。 最初の方は少しくどいかな、と思ったが、最初さえ越えればそれほど気にならなかった。 「才能」がなくて、それに縛られているのが人間らしくて共感できて、時々読むのが辛かった。
1/18読み終わり ピアノの調律師の話。高校生の時に体育館のピアノ調律を見て衝撃を受け、自分も調律師になった。文章の表現がちょっと回りくどい感じはあるけど、蜜蜂と遠雷を読んだ後だったし、まぁよかった。和音と言うピアノ少女が弾くピアノをイメージして、調律師として成功していく姿が書かれている。
調律師の話。
