羊と鋼の森

羊と鋼の森

宮下 奈都
読者数: 501
発売日: 2018/2/8
出版社: 文藝春秋
ISBN: 9784167910105

レビュー (3件)

調律師の話。

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1/18読み終わり ピアノの調律師の話。高校生の時に体育館のピアノ調律を見て衝撃を受け、自分も調律師になった。文章の表現がちょっと回りくどい感じはあるけど、蜜蜂と遠雷を読んだ後だったし、まぁよかった。和音と言うピアノ少女が弾くピアノをイメージして、調律師として成功していく姿が書かれている。

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情景描写と比喩が丁寧で、目の前に風景が広がるよう。 最初の方は少しくどいかな、と思ったが、最初さえ越えればそれほど気にならなかった。 「才能」がなくて、それに縛られているのが人間らしくて共感できて、時々読むのが辛かった。

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