羊と鋼の森

羊と鋼の森

宮下奈都
文藝春秋 (2018年2月9日発売)
ISBN:9784167910105
本棚登録:658

作品紹介・あらすじ

第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成! 日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化! ゆるされている。世界と調和している。 それがどんなに素晴らしいことか。 言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。 高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。 ピアノを愛する姉妹や先...

感想・レビュー (3件)

情景描写と比喩が丁寧で、目の前に風景が広がるよう。 最初の方は少しくどいかな、と思ったが、最初さえ越えればそれほど気にならなかった。 「才能」がなくて、それに縛られているのが人間らしくて共感できて、時々読むのが辛かった。

1/18読み終わり ピアノの調律師の話。高校生の時に体育館のピアノ調律を見て衝撃を受け、自分も調律師になった。文章の表現がちょっと回りくどい感じはあるけど、蜜蜂と遠雷を読んだ後だったし、まぁよかった。和音と言うピアノ少女が弾くピアノをイメージして、調律師として成功していく姿が書かれている。

調律師の話。