作品紹介・あらすじ
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
感想・レビュー (7件)
中学生の時好きだった英会話教室の先生が今の私に読んでほしいってことで貸してくれた。当時はつまらないと思ってた。綺麗事だなとか、刺激のない話だと思ってた。歳を重ねて何度も読み直した。今は沁みる
自分のおばあちゃんとの思い出やおばあちゃん家で凄す日常から少しし離れた時間のことを思いながら読んだ。西の魔女は素敵なおばあちゃんだ。
良かった
ひと夏の少女の成長を描いた心温まる話だった。 ただ、全体的に平和な舞台、自分とはタイプの主人公であったため、最近読んだ他の小説と比べると物足りなさを感じた。 植物の描写が豊かで、実写版映画はさぞ美しいのだろうなと思った。
いちばん大切なのは意志の力、自分で決める力、決めたことをやり遂げる力。 アイノウ、あったかい話 こんなおばあちゃんみたいな生活憧れる。 ギンリョウソウ 陽の光を必要としない花 そうやってじめじめしたところをエネルギーに生きるものもある 人はおとなになろうとするとき、人に見せたくないものがどんどん増えていくんです。
好き 素敵なおばあちゃん
自然の美しさ、昔ながらの知恵など静かな物語の中に大切なことが描かれていた
