
レビュー (5件)
山登りは好きじゃないし海派 でもバリで藪を抜け崖を上り自分と山と無になりながら進んでいく。 著者はやはり同じ様な風景や感覚に陥ったのだろうか。 知らない世界は描けないので多分経験したのだろう。 最後に主人公と妻鹿さんと山で遭遇出来るのか、どんな終わり方をするのかワクワクしたがやはり偶然の出会いはなかった。 でもあの青いタータンチェックのマステを山で見つけた最後にはヤラレタ!
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登山の、特にバリの描写がとても良かった。 街の日常のどうしようもできない不安と焦燥感と山でバリをする時の高揚感が面白かった。 妻鹿さんも魅力的、妻鹿さん何処に行ったのかなぁ
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道無き道を登るバリエーション登山、バリ山行。 将来のこと会社のこと心配ごとはたくさんあったはずなのに、道無き道をかき分け崖をのぼり、時には滑落し、緊張感とスリルに生きている実感を味わううちに、最初は反対していたバリ山行にはまってしまうお話。
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