蜜蜂と遠雷(下)

蜜蜂と遠雷(下)

恩田陸
幻冬舎
ISBN:9784344428539
本棚登録:296

作品紹介・あらすじ

2次予選での課題曲「春と修羅」。 この現代曲をどう弾くかが3次予選に進めるか否かの分かれ道だった。 マサルの演奏は素晴らしかった。 が、明石は自分の「春と修羅」に自信を持ち、勝算を感じていた……。 12人が残る3次(リサイタル形式)、6人しか選ばれない本選(オーケストラとの協奏曲)に勝ち進むのは誰か。 そして優勝を手にするのはーー。

感想・レビュー (5件)

音楽の話を文章でここまで表現できるのはすごい。内容もじんわりくる話だった。

おもしろかった ピアニストの世界は奥深いと思った作者の奥田さんはピアニストだったのだろうか。音楽について考えたことをこれだけ言語化できるのがすごいな。

風間塵という人物の真価がなんとなく明らかになっていくような展開。

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いつかまた読もう

1/10読み終わり 亜矢ちゃんに優勝してほしかったのだけど。 私もコンクールを聞きたいと思った。音楽を聞いて、情景が浮かぶ感覚を味わってみたい。