作品紹介・あらすじ
会社員の實成は、父を亡くした後、得体のしれない不安(「モヤヤン」と呼んでいる)にとり憑かれるようになった。
特に夜に来るそいつを遠ざけるため、とにかくなにも考えずに、ひたすら夜道を歩く。
そんなある日、会社の同僚・塩田さんが女性を連れて歩いているのに出くわした。
中学生くらいみえるその連れの女性は、塩田さんの娘ではないという……。
やがて、何故か増えてくる「深夜の散歩」メンバー。
元カノ・伊吹さん...
感想・レビュー (2件)
寺地さんの小説は、ものすごく面白いところがなくても、なんとなく引き込まれてしまうものがあるのだが、今回は冗長にだらだらと話が流れていった印象。発想は悪くなさそうだったのに。 次に期待。
