母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

原田ひ香
中央公論新社 (2024年8月20日発売)
ISBN:9784122075498
本棚登録:28

作品紹介・あらすじ

「こんなにたくさん。こっちでも買えるって言ってんのに!」 野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和ーー時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。 〈解説〉岩井志麻子

感想・レビュー (5件)

5話から構成される家族小説 送り手が受け手を想いながら、あれやこれやと詰め込んでできあがる、物語の鍵ともなる小包 どのお話も良かったが、特に 第三話 疑似家族 第四話 お母さんの小包、お作りします 第五話 北の国から が共感度高かったです! 因みに、私も年に数回、母から小包送ってもらいます。開ける時のワクワク感\(^o^)/ありがとう♡

頂いた本 (普段の自分なら選ばない) 日常的なヒューマンドラマぽい話 ..いつもは面倒くさいと思って  読まないけれど  (人とのやりとり本.. そんなに好きではないので..) ・上京物語 短大進学で岩手から上京の18歳       過保護な母 (東京に出たかった専業主婦の母)       と揉めてる話 ・ママはキャリアウーマン       会社社長の母       (浮気され起業し娘を育て上げる) と娘(結婚し夫の転勤で北海道で          専業主婦をしている新婚) の苛立ちの話     (母娘は真逆の道になりやすいのかも) ・疑似家族 虐待されて大きくなった娘が上京       彼(温かい良い家庭)と同棲        結婚を考えてくれるが        自分の家族のこと..       つい嘘で装い.. 勇気を出して告白する決意をする話       (いい話だった) ・お母さんの小包お作りします      群馬に東京から戻ってきた30代女性     (不倫しその男と起業 追い出される)       実家農作物をネットで直販       反響がありすぎ戸惑う       又東京に戻る話 メルカリ LINE 紅はるか がよく出てきます ・北の国から 広島の父が亡くなった        東京暮らしの息子        実家に毎年送られてくる        昆布の送り主を訪ねる        父とその女性の恋の話 ・最後の小包 母が突然インフルで亡くなり        大阪から東京のマンションへ        母は数年前再婚        地方に住んでいた        インフルのとき送った小包が        死後娘の元に届く話        (捻くれた嫌な娘だと思った         母と再婚した旦那さん       その家族 は良い人達と思った) 最近は誰でもかれでも 良いところ見つけて 肯定するのを辞めている 嫌な人は嫌な性格だ..と 自身の想いに落とし込んで そういう人と関わらない のが相手の為 自分の為 この小説で言えば 1の母娘 2の母 4の娘 6の娘 等.. 大袈裟に言えば 価値観合わない人達は 違う空間で 固まって生活するのが お互いの幸せだと思った 田舎のネズミと 都会のネズミみたいな感じで..

ネタバレを読む

大変面白かった。現代文共通語は読みやすい。 原田ひ香もの「三千円の使いかた」と2作目 作者を気に入った。