作品紹介・あらすじ
「こんなにたくさん。こっちでも買えるって言ってんのに!」
野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和ーー時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。
〈解説〉岩井志麻子
感想・レビュー (4件)
5話から構成される家族小説 送り手が受け手を想いながら、あれやこれやと詰め込んでできあがる、物語の鍵ともなる小包 どのお話も良かったが、特に 第三話 疑似家族 第四話 お母さんの小包、お作りします 第五話 北の国から が共感度高かったです! 因みに、私も年に数回、母から小包送ってもらいます。開ける時のワクワク感\(^o^)/ありがとう♡
大変面白かった。現代文共通語は読みやすい。 原田ひ香もの「三千円の使いかた」と2作目 作者を気に入った。
