試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

尾形真理子
読者数: 28
発売日: 2014/1/31
出版社: 幻冬舎
ISBN: 9784344421509

レビュー (6件)

LUMINEのキャッチコピーを元に描かれた、5人の働く女性の大人な恋愛を描いた短編集です。 様々な形の悩める恋に対して、セレクトショップの試着室の鏡の前で自分と向き合い、そして答えを出していくという物語ですが、男性の私でも女性の心理を繊細に描いた文章はとても読みやすく、前向きになることができる素敵な一冊でした! 特にお気に入りは『◆ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。』です。

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・よかった ・おしゃれ楽しみたくなった

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5人のワーキングウーマンの5つの恋物語。彼女たちは渋谷区神南にある『Closet』というセレクトショープで交差する。 5人の女性が様々な思いを抱えながらクローゼットの試着室に入って行く。 思い浮かべた『あの人』の為に、オシャレでありたい。綺麗でありたい。可愛いと言われたい。そんな思いを抱きながら鏡の前に立つ経験は1度は誰にもあるはず。 その中で、『可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。』の章の中の 《感情は年をとらないのかもしれない。対処の仕方が大人になっていくだけで。》という言葉に胸をうたれた。 セレクトショップの店員さんのお客さんとの距離感や洋服を勧める時に望みを汲み取ってなりたい自分になれる様なアイテムを提案してくれる接客がとても読んでいて気持ちが良かった。 そして最後のエピローグが素敵!

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短編小説で読みやすかった 読み終わった後ほっこりした気持ちになれた

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短編小説で読みやすかった 読み終わった後ほっこりした気持ちになれた 尾形真理子さん初読みでした^ ^

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