作品紹介・あらすじ
写真館を営む父を亡くした雪子は、東京・大井町に佇むスナックを訪れた。店じまいを手伝ってくれた青年・曜に預けていた、鍵のかかったキャビネットを受け取るためだ。中には父にまつわる思いがけないものが入っていて……(「永遠の感謝〜カリフォルニア・レモネード」)。古物商とスナックのオーナーという二足の草鞋を履く曜は、昭和レトロな品々に宿った思い出を紐解き、心にしみるカクテルをそっと差し出す。感涙の連作短編!...
感想・レビュー (3件)
昼は古物商、夜はスナック経営者をしている阿川曜と、その依頼人が織りなす温かな5章の物語から成る一冊です。 各章ではカクテルに込められた意味にまつわる話が展開されますが、どの話も登場人物含めて素敵な内容でした。 バーでカクテルを飲みたくなりました(ほとんどやったことありませんが笑)
著者の『銀座「四宝堂」文房具店』シリーズが好きなので、こちらも手に取ってみました♪ 主人公は、古物商とスナックの経営者という二足の草鞋を履く阿川曜 カクテル言葉と共に紡がれる彼のもとに訪れる人たちの物語 優しい気持ちになれる読後感♡ あー私もカクテル飲んで一息つきたくなっちゃった(o´∀`)♪
人の優しさと物への愛情が詰まった連作短編集。長年営んだ店を畳むことになった人々の各々の想い出話に心温まる。 懐かしさに浸りながら傾ける絶品のカクテルと、カクテル言葉(勉強になった)が胸に響き、ほろ苦くも贅沢な余韻を残したまま読了。続編に期待。


