自転しながら公転する

自転しながら公転する

山本 文緒
読者数: 228
発売日: 2020/9/27
出版社: 新潮社
ISBN: 9784103080121

レビュー (6件)

とても読みやすい本で1週間以内で読みきった。

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都の年齢(30代)の独身女性にはものすごく刺さる物語なのではないかと思いました…。 私もあと5年早く出会っていたらなにか変わってたんじゃないかと思うほど…。 絶妙な年齢すぎて…。不安定な都の気持ちがわかりすぎて…。10年若かったら結婚のこと、仕事のこと、子供のこと、親の介護のこと、寛一の学歴職歴とか何にも考えずに寛一と付き合えてるんだろうなとか。 「何かに拘れば拘るほど、人は心が狭くなっていく。 人は幸せに拘れば拘るほど、寛容さが失くなっていく。」の文章が印象的でした。その通りすぎて。 無免許で寛一が捕まっちゃったところでめちゃくちゃ切なくなりました…。(最初の結婚の件でミスリード?にひっかかってしまって…) なんやかんやハッピーエンドでよかったです。

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ただただ不安なんだ

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「傲慢と善良」と似てる。

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共感し近い将来かと恐ろしくなるのは、桃枝。都と貫一がくついて良かった。冒頭の結婚式、誰のと最後までわからなくて驚いた。

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初めと終わりで意外な展開だった。 途中退屈だったが、それなりに面白かった。

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