団地のふたり

団地のふたり

藤野千夜
双葉社 (2024年7月10日発売)
ISBN:9784575527650
本棚登録:73

作品紹介・あらすじ

イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てるなっちゃんこと奈津子。大学の非常勤講師を掛け持ちしながら生活するノエチこと野枝。そんな幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地で暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこり...

感想・レビュー (3件)

7/1読み終わり。ペラい内容。どちらも独身で保育園からの幼なじみという50代の女性。1人はイラストレーターでフリマアプリで不用品を売って生活している。もう1人は大学で働いていて、70代の両親と3人暮らし。みたいな感じ。何も波も立たず、ただひたすら平凡。

何だかわからないけど、ほっとするような面白さがある。