アリアドネの声

アリアドネの声

井上真偽
幻冬舎 (2023年6月21日発売)
ISBN:9784344041271
本棚登録:140

作品紹介・あらすじ

巨大地震発生。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。光も音も届かない絶対的迷宮。生還不能まで6時間。想像の限界を超えるどんでん返し。救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残...

感想・レビュー (11件)

最高に面白かった

こんな奇跡的なラストになるなんて⤴️⤴️どんでん返し

巨大地震で地下施設に閉じ込められた「令和のヘレンケラー」を災害ドローンで救助する…というドキドキの設定の割に緊迫感はやや少なめで軽やかに頁が進んだ。 読む人によってはオチが分かるかもだが、最後まで諦めなかったからこその素敵な胸のすくどんでん返し!

三つの障害(見えない、聞こえない、喋れない)を抱えた女性に対してドローンを用いて、安全な場所に案内する方法をどうするか、という設定が面白い小説です。 ジャンルとしてはミステリーアドベンチャーという形で、ドキドキ・ハラハラしながら読み進めることができました。 最後のどんでん返しと、綺麗な終わり方が良く、大満足の一冊でした。

新しい感じのミステリーだった。

・んーかもなく不可もなく?

話せない、見えない、聞こえなたい、重度の障害をもった人が震災で地下に取り残され、ドローンを使った救出劇のお話 ずっとハラハラドキドキ、続きが気になりスピード感があって一気に読めた。 面白かった!

出来ないをいかにできるにするか、 が、大事だと学びました

障害者の救助。 少女を背負ってきた。視力を補う

ふーむへー と読んでいたら終わっていました。