レビュー (5件)
まきは施設で育ち両親と兄は失踪したと聞かされていた。行方を探そうと母の友人だった岩田弁護士を訪ね、事務所の真崎と村を訪ねる。村は特殊で村のみのルールがあった。 木本さんの5歳の息子が殺された。村人たちは外部の人間の仕業だときめつけたが有力者の子供が犯人だったが隠蔽された。それを調べたまきの母良子は殺されて山にうめられた、良子は事前に調べた内容を親友の岩田に送っていたため事件が明るみになった
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心に残った一節。 善悪の判断より何かを優先してしまう。 誰もがそうなんですよ、ただそんなときにブレーキ をかけられるかどうか。 強がる人間がいても、じっさいの人間は弱い。弱い とわかった上で、周囲に流されず立ち向かっていけ るかどうか。 ミステリーでわくわくするのはもちろん、ふと自分について改めて考えさせられた本でした。
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