作品紹介・あらすじ
九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作、ついに文庫化。(解説・小野不由美)
感想・レビュー (4件)
本書は、『夏と花火と私の死体』と『優子』の2作品が収録されています。 どちらも最後まで展開が読めずドキドキしました(*´ω`*) 特に表題作は、一つの死体をめぐる冒険物語で、視点の捉え方が面白かったです。 #ナツイチ2025対象本 #乙一さんデビュー作
乙一さんのデビュー作品が『ナツイチ』対象本になっており、手に取りました。 死体を隠そうとする兄妹の行動を、死体であるワタシ視点で描くという不思議で不気味なホラー小説 同載されている『優子』も不気味ながら魅力ある文章で、これを当時16〜17歳で書いたというので【凄い👀】の一言です!
2部作 珍しく死体目線!! 殺されたはずなのに殺した女の子のことを悪く言うことはなく客観的に起きたことを観察してるところもまた不思議な感じ。 死体を隠そうと悪いことをしてるはずなのになぜか見つからないように応援してしまっている自分 がいる笑 二つめのゆうこも面白かった! いると聞かされているが実際奥様を見たことがなくどんどん気になってしまう 二つともオチが衝撃的であっという間に読み終わった!
後味の悪い気味の悪い話。 緑さんはやっぱり怪しかったし、清音さんも やっぱり気が狂ってた



