シャイロックの子供たち

シャイロックの子供たち

池井戸潤
文藝春秋 (2008年11月1日発売)
ISBN:9784167728038
本棚登録:167

作品紹介・あらすじ

その日、銀行は戦場に変わる……。 ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。 女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪……!? たたき上げの誇り、家族への思い…… 事件の裏に透ける行員たちの葛藤。 著者の池井戸さんが「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、 原点にして最高峰とも言える傑作ミステリ。 【映画&ドラマ W映像化‼】 映画版は、松竹配給。2023年2月17日に...

感想・レビュー (5件)

銀行内部の出世や不祥事件を扱った作品。銀行員の過酷な仕事と無能な上司の下に働く行員の儚さを描いている。行員の出世や死亡で家族もいろいろ影響を受け、人生が変わるのが良くわかる。読み終わって、何となくスッキリしない作品。

最初は重苦しく始まり読むのが辛い。最後はスカッとする池井戸作品としては弱炭酸。

最後ははっきりしない終わり方で、残念でした。

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面白い🤣 ただ人間が多過ぎて 何回も前のページに戻らないとわからんなぁ

さすがに面白かった。