Chiyo

4件のレビュー

レビュー

50歳が見えてきている今の私にとって、勇気をもらえる一冊になりました。 「ようやくカナダに行きまして」を読んで、どうしてカナダだったのか?なぜ留学したいと思ったのか?と感じたので手に取りました。 何が正解か分からないのは、こんな時代なので業種関係なくとは思いますが、それでも正社員雇用されているサラリーマンの私などよりは、よっぽど厳しいセカイに身を置いてきた光浦さんの思い切り、その行動に拍手とエールを贈りたいと思いました。 私もいつか50歳になりますが、悲嘆せず前向きに楽しく年を取りたい!と思いました。

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50歳になりまして

50歳になりまして

光浦 靖子

一匹の犬を通して様々な人間模様を垣間見る短編集でした。読み手の年齢、今置かれている立場や経験によって、共感する物語に違いがあると思います。 犬の持つフシギな力も描かれています。犬を飼った経験のある人なら、きっと分かるわかる~と言いそうだなぁと。 いつか犬を飼いたいと願う私のような人間には、ヘタに期待させちゃうかもなぁと思ったりもしました。 登場する人々には決して共感できない人もいますが、では振り返って私はどう生きたいのか?と多聞(登場する犬)に問われている。 そんな気持ちがしました。

ネタバレを読む

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少年と犬

少年と犬

馳 星周

武士の矜持とはなんなのか?現代に生きる私たちには理解し難いはずの生き様。なのに、どうして武士の話に惹かれるのだろう?

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いも殿さま

いも殿さま

土橋 章宏

私も語学留学するぞー!と勇気が出た。

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ようやくカナダに行きまして

ようやくカナダに行きまして

光浦 靖子