ママピー

7件のレビュー

レビュー

しすかさ。庭が語る不思議な物語

月は静かに

月は静かに

丸山健二

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ベラルーシのお話 政治的な閉塞感、虚無感に見舞われる。現実世界でも今まさにベラルーシから隣国ウクライナにロシアが攻め入り、東側部分が独立、西側諸国からの制裁が始まるタイムリーな内容の本。 幼稚な高齢化した独裁者が国を仕切り回し恐怖政治を行っている様子が恐ろしい。

理不尽ゲーム

理不尽ゲーム

サーシャ.フィリペンコ/奈倉有里

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壊れた家族関係がベースに流れ、それぞれの登場人物の一人語りが続く。 二人の仲の良い兄弟が騒乱のインドを通り過ぎ、それぞれの人生を生き、死に、残った一方はアメリカで修復を目指すも、ままならないままに生きていく。 残された妻はインドの生活から戦後の豊かでやや空虚なアメリカの生活へ逃れる。 騒乱の中、自らが止むことのない殺し合い連鎖に組み込まれたことに目をそむけ、逃れたアメリカの生活でも満たされず生まれた子供から逃げ出す。難解な哲学を学びながら、自己矛盾に向かえない弱い自己中心的な妻であり母。 残さるた家族はそのトラウマにより壊れながら再生していく。 過去と現在が交錯し、古い生活と現在のIT機器が交互に現れ、時間感覚や場所感覚を失いそうになりながら紡がれた物語。ある意味別の場所、別の次元がフラットになり比較できないものが比較できるかのような錯覚を覚える物語。

低地

低地

ジュンパ.ラヒリ/小川高義

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イタリア北部、ミラノ等を舞台にしたエッセイ 情景が浮かぶ様な様々な人、生き方との触れ合いが独特の観察眼で描かれ、その風景や表情な目前で流れていくような作品。 再読したい。

ジーノの家

ジーノの家

内田洋子

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2022/01/21 江戸時代の長いスパンで人口の変化を宗門改帳等古い資料を元に経済的、歴史的イベントと併せながら紹介。併せて歴史の闇に埋もれた市井の人々を炙り出そうとする書籍 せいぜい戦中の記憶を語ることがバックグラウンドの今の報道等に不足を、またテレビの大河小説的な物には薄さを感じている。 考え方に深みが出そうで楽しめた。

歴史人口学で読む江戸日本

歴史人口学で読む江戸日本

浜野潔

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