作品紹介・あらすじ
欧州最後の独裁国家ベラルーシ。その内実を、小説の力で暴く。
群集事故によって昏睡状態に陥った高校生ツィスク。老いた祖母だけがその回復を信じ、病室で永遠のような時を過ごす一方、隣の大国に依存していた国家は、民が慕ったはずの大統領の手によって、少しずつ病んでいく。
10年後の2009年、奇跡的に目覚めたツィスクが見たものは、ひとりの大統領にすべてを掌握された祖国、そして理不尽な状況に疑問をもつ...
感想・レビュー (1件)
ベラルーシのお話 政治的な閉塞感、虚無感に見舞われる。現実世界でも今まさにベラルーシから隣国ウクライナにロシアが攻め入り、東側部分が独立、西側諸国からの制裁が始まるタイムリーな内容の本。 幼稚な高齢化した独裁者が国を仕切り回し恐怖政治を行っている様子が恐ろしい。