匿名ユーザー

16件のレビュー

レビュー

ヤクザのアホさ加減は目をつむるとして、全般、流れはとても面白い。海外就労者の社会問題の真偽への、もう少しのツッコミと最後の痛快さへの仕上げ丁寧さは惜しい。反社、薬、不法就労、たくさん散りばめられた幕の内感が残る。

サンパギータ

サンパギータ

鈴峯紅也

本棚登録:0

短編かと思ったら、最終章でひとくるめにしてハッピーエンド。流石石田衣良の、多方面の物語。

40 翼ふたたび

40 翼ふたたび

石田衣良

本棚登録:28

既視感のある本だった。 ストーリーの展開はおもしろく、流石ミステリー。最後の捻りを、もう少し欲しかった。

仮面同窓会

仮面同窓会

雫井脩介

本棚登録:0

冒頭しっかり前振りがあったのに、上手く騙された。読者に『応援させたい』と思わせる著者の技術は、中々のもの。 触法少年とは、はじめて知った。今まで、物語になってなかったのは驚き。

触法少女

触法少女

ヒキタクニオ

本棚登録:0

今、世界的問題、話題のLGBTQについての小説。これを、現実有りそうなストーリーを昔書いていたのはさすが。

片想い

片想い

東野圭吾

本棚登録:232

最近にしては、人が死に過ぎるが、思いの外壮大で、特に後半は面白い。 長編ゆえ前半のダラダラ感は拭えないが、その中での伏線が効いてくる。後半は楽しく読めた。

未必のマクベス

未必のマクベス

早瀬 耕

本棚登録:0

銀行間のディーリング戦争。何段も変化が埋め込まれていて、面白い。

メガバンク絶体絶命

メガバンク絶体絶命

波多野 聖

本棚登録:0

年代は合致するが、不思議なストーリー。全く異なる2つの物語が、一瞬触れ合う。先の展開に期待と不安が交錯する。

1Q84 BOOK1〈4月ー6月〉前編

1Q84 BOOK1〈4月ー6月〉前編

村上 春樹

本棚登録:0

医療 娯楽短編小説。設定に無茶はあるが、まあ楽しめたかな。

ランクA病院の愉悦

ランクA病院の愉悦

海堂尊

本棚登録:0

オカルト物かと思えば、少しづつ解していく所は面白い。各登場人物も洗練されている。結末は鮮やかとまでは言えないが、うまくまとめたなと言うところ。

楽園 下

楽園 下

宮部 みゆき

本棚登録:0

2回目の流し読み。幼児からの虐待児、成長と怒りの一本調子。理解出来ても、後味が悪い。

北斗

北斗

石田衣良

本棚登録:0

6本の短編。いつも通り、何等か金融、銀行の関わったストーリーだが、人間関係が面白い。融資限度は勿論、手形、遺言のカードが上手く作用してどれも流石面白い。

かばん屋の相続

かばん屋の相続

池井戸潤

本棚登録:151

設定が面白そうな割には、単純だったりご都合主義だったり。全体的にあまり面白くなかった。

at Home

at Home

本多孝好

本棚登録:0

最後無理に盛り上げた感はあるが、流石ストーリーは面白い。真のハッピーエンドは難しいが、平穏になり良かったのか。銀行業界のことが分かるのも面白い。

仇敵

仇敵

池井戸潤

本棚登録:48

高校生の謎解きとしては面白いが、ご都合主義感は否めない。全体としては、よくできている。

本と鍵の季節

本と鍵の季節

米澤穂信

本棚登録:150

作者に騙された。 前半は非常に気分の悪いストーリー、やりどころの無い気分。また、復讐ストーリーにも、苦しさを覚える。そこから、公判、そして加害、自殺の逆転。そこからの、最後の証人。後味も限界だ。

最後の証人(1)

最後の証人(1)

柚月裕子

本棚登録:160