6件のレビュー

レビュー

怖かったけど、怪異の原因がわかっていたからまだよかった 一番怖いのは生きている我々… しかしこわい

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ぼぎわんが、来る

ぼぎわんが、来る

澤村伊智

並行した事件は実は一つで、想像したストーリーラインが何度も覆されて、ラストは更にドラマで… 時代設定の良さが更に活かされてるのも最高に面白かった

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文庫版 絡新婦の理

文庫版 絡新婦の理

京極 夏彦

ランチブック用短編集 天の岩戸の内側からのストーリー、最初は終焉後の世界の話かと思ったけどじわじわ天の岩戸が連想できて楽しかった ホラーも多くて緩急ある内容で毎日楽しめた

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歩道橋シネマ

歩道橋シネマ

恩田 陸

館シリーズ2作目。 現在と過去が交互にストーリー展開してく中で、読み手に推理させてきた。 いくつかの予想は当たってたけど真相にはたどりつけず… ラストはさっぱり

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水車館の殺人 <新装改訂版>

水車館の殺人 <新装改訂版>

綾辻 行人

京極作品好きならというフレコミで… 表題は異なった人物による一人称形式で少しずつお話が繋がっていく。 虚か実か常に考えさせてくるストーリー。 読むのにものすごく時間がかかった… 理系の頭か良い人が書いてる感満載。。。 同時収録の松の枝の記の方が個人的に好き。 覚束ない言語知識で翻訳された本と、それをさらに元々の原作者が覚束無い言語知識で再翻訳するだけでも面白いのに、"翻訳"を先に書いてそこから原作を製作する話。 かと思いきやもっと複雑で面白い。 今読む物語達の作者は果たして存在するのか、それは誰の記憶/知識で、物語の登場人物はそれを認識してるのかななんてこと。 もっと読解力があればこの作品ももっと楽しく思えるんだろうなと思うと悔しい

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道化師の蝶

道化師の蝶

円城 塔

ランチブック 真珠の耳飾りの少女の話が特におもしろかった。 彼女の視線の先には窓があって風景を見ている、そんなのいいな。 原田マハさんもともと学芸員だそうで絵を見に行きたくなる要素満載。今後も読んでみたい。

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常設展示室

常設展示室

原田 マハ