作品紹介・あらすじ
パリ、NY、東京。世界のどこかに、あなたが出会うべき絵がきっとある。その絵は、いつでもあなたを待っている。人生の岐路に立つ人たちが辿り着いた世界各地の美術館。巡り会う、運命を変える一枚とはーー。故郷から遠く離れたNYで憧れの職に就いた美青は、ピカソの画集に夢中になる弱視の少女と出会うが……(「群青 The Color of Life」)ほか。アート小説の第一人者が描く、極上の6篇。
感想・レビュー (3件)
ランチブック 真珠の耳飾りの少女の話が特におもしろかった。 彼女の視線の先には窓があって風景を見ている、そんなのいいな。 原田マハさんもともと学芸員だそうで絵を見に行きたくなる要素満載。今後も読んでみたい。
するすると読める短編。 最後の道に感動。東山魁夷の道はどんな絵なのだろう。
