
レビュー (8件)
2020年直木賞受賞作。 様々な境遇の人々が、とある犬・多聞に関わり、癒され、暗闇に一筋の光を見出だしていく描写に心揺さぶられる。特に猟師の話と表題作はグッときた。最終話には涙。 どちらかといえば猫派だが、犬と人との強い絆に感動し、犬って凄いと思わされた一冊。
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2020年直木賞受賞作。 様々な境遇の人々が、とある犬・多聞に関わり、癒され、暗闇に一筋の光を見出だしていく描写に心揺さぶられる。特に猟師の話と表題作はグッときた。最終話には涙。 どちらかといえば猫派だが、犬と人との強い絆に感動し、犬って凄いと思わされた一冊。
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最後は読みながら嗚咽した。涙が止まらなかった。 ファンタジーだとは思うけどそう思わせる魅力が、多聞にはあった。懸命に生きる、いわばどん底の人に寄り添い力を与えそして自らの役目を全うしようと一途に伝え進み続ける。もーね、ダメ、想像出来るその瞳にやられ続ける。 声上げえ泣いたわ。
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