続編と知らずに読んだけど、楽しめた。時代の変わり目に何かしようとする江見とこれまでと同じであることにしがみつく由紀子。由紀子は人間らしいけど、なるなら江見みたいになりたい。
お仕事小説の王道的一冊。 登場人物の細かい人間ドラマの描写はなかなか面白かったし、垣間見得る映画配給会社の裏側も興味深い。 自分も誰かの潮目になれるような生き方ができたら…。 同会社を舞台にした前作はまだ未読なので読んでみたい。
シネマの世界で働くお仕事の本。 やっぱり、古内さん、すごい。