sweetcocoa
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2026年1月10日

🖼️読む絵画 リボルバーに纏わる話が腑に落ちる、哀しくて優しい素敵な物語でした。 ゴッホは不安や絶望に押し潰されながらも、最期まで、理性を失っていなかったようですね。 本書でゴッホの『ひまわり』を「静謐で、完璧な調和」と記されていましたが、確かに、カバーの『ひまわり』に見入ると、侘び・寂びや、凛とした佇まいを感じます。そして、それはゴッホの理性に通じるものだと思いました。 ゴーギャンの『肘掛け椅子のひまわり』は、ひまわりを、椅子に座るゴッホに見立て、(時折、ヴァエホを気遣いながら)ゴッホを偲ぶゴーギャンの姿が浮かんできます。 ゴッホの絵は近寄り難く、ゴーギャンには興味すら持っていなかったのですが、エピソードを知ると、とても親しみ易く、愛おしく思えるから不思議。 マハさんの本を読むたびに、視野が広がり、好きなものが増えていきます。 今後どこかでひまわりを見かけるたびに、二人の不器用な友情を思い出しそう。 [ひまわりを友(共)に手向ける画の巨匠🎨]

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リボルバー

リボルバー

原田マハ

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