生き物の死にざま はかない命の物語

生き物の死にざま はかない命の物語

稲垣 栄洋
本棚登録:8
草思社 (2020年7月9日発売)
ISBN:9784794224606

作品紹介・あらすじ

テレビ、新聞、雑誌、SNS等で多数紹介された ベスト&ロングセラー『生き物の死にざま』、待望の姉妹編が登場! 涙なくして読めない科学エッセイ。 生き物たちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう── 土の中から地上に出たものの羽化できなかったセミ、南極のブリザードの中、 決死の覚悟で子に与える餌を求め歩くコウテイペンギン… 生き物たちの奮闘と哀切を描く珠玉の27話。生き物イラスト30点...

レビュー (1件)

人にとって、想像と記憶は社会で生きていく上には欠かせない資質であり、現実に幅を利かせている。 しかし、今を犠牲にした未来などに、僕らは充足し得ないだろう。 なぜなら、僕らは今にしか生きてはいない。 もし、何十年後の未来になっておじいさんになったとしても、おじいさんになった僕にとって、その未来は「今」なのだから。

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