作品紹介・あらすじ
仕えた主人を殺し、天下の将軍を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くすーー。
民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした」青年武将は、なぜ稀代の悪人となったか?
時は天正五年(1577年)。ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、二度目の謀叛を企てたという。前代未聞の事態を前に、主君の勘気に怯える伝聞役の小姓・狩野又九郎。だが、意外にも信長は、笑みを浮か...
感想・レビュー (1件)
戦国時代の梟雄『松永久秀』にスポットを当てた一冊。 前半部分の少年~青年時代の話が、後半部分の史実に繋がっており、それが本当であったかのような物語は凄いと感じました。 ラストの展開も良く、読んで良かったと思える一冊です。
