
ずーあ
2025年4月12日
全然期待せずにぱっと図書館で借りたのですが、とてもおもしろかったです。他の作品も読んでみたいです。 カタラで同志だったショウタとカイトの正反対の生き方、社会の構造?にモヤモヤしながら読みました。 ショウタに同情的に感じたのは本人捕まってるし反省してるから、というよりは自分の優越感からなのか…。カイトにイライラしながら読んだのは、カイトが反省していないというより、カイトという上級国民への嫉妬なのか…。やった罪は一緒なのになぁとか思いながら読みました。 グレーかホワイトか黒かなんて紙一重だなぁと思ったり。もはや「ホワイト」ってなんだろう?何に対してホワイトなんだろう?と考えたり、日本政府がますます信用できなくなったり。色々考えさせられた作品でした。
半暮刻
月村了衛
0