禁断の魔術

禁断の魔術

東野圭吾
文藝春秋 (2015年6月10日発売)
ISBN:9784167903770
本棚登録:307

作品紹介・あらすじ

高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いてた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが……。シリーズ最高傑作! 【ガリレオvs愛弟子】 天涯孤独となった青年。彼の企みに気づいた湯川がとった驚愕の行動とは。...

感想・レビュー (4件)

代議士の失墜まで書いて欲しかった

12/2読み終わり。 すっきり!面白かった。湯川教授の教え子が、姉が亡くなった原因を作った政治家に復讐するというもの。もう少し深いところが欲しい、物足りなさが残るのが正直な感想だけど、よかった。

湯川教授の優しさ 物理学者としての生きる道を後輩に伝え、正しい道へ導くことができた。尊敬する物理学者です。