レビュー (5件)
対話形式で世界の位置関係に起因するベースとなる考え方を示している。たまに微妙な記載もあるものの、遠くにある国がどう相手のことを考えるのか、侵略側と支配される側に分かれ、日本は侵略側と言う考えは今までなかった。
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地政学という聞き慣れない学問に興味がわき読んでみた。 世界の見方、国際政治を地域性から考察しており知らないことだらけだった。 例えば、国の領域を面ではなく海水体積でみた場合、意外にも日本は視界屈指の大国になるという。 なぜドルが強いのか、なぜアフリカは貧しいのか。地域性を利用した国同士の仲間づくりの方法など、難しい国際関係を分かりやすく解説してくれる。多少、片寄った見方なのでは、と思うところもあるが。 国際政治に興味をもつきっかけになる本だ。
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