作品紹介・あらすじ
累計320万部のベストセラー『大河の一滴』から30年。93歳。五木寛之の人間論、最後の集大成。
感想・レビュー (2件)
人は、どう生きて行くのか?壮大なテーマをわかりやすく書かれていて、大変参考になった。人の人生は「大河の一滴」と捉えた考え方から、無理をせずに好きなこと、興味あることをしながら気楽に生きていくという考え。「魂はやはり体に宿る、体が整うと心も整う」「人との対話が大事」「暗愁」という言葉などに感動させられた。
高齢化社会をマイナスとして捉えるのではなく、それが当たり前だとしてどう生きやすくしていくのか。 否定的に考えずに、それをどう活かしていくのか?それにシフトして世の中を変えていくべきだ、と言う考えには大いに共感した。 明治から令和まで、日本人がどう生き抜いてきたのか。日本人の思想がどこから来ているのか。 また「暗愁」と言う言葉の意味。 世界共通の人間の根元的感情である 「暗愁」「恨」「トスカ」「サウダーデ」…これを忘れずに生きる。 強く生きなくても良い。 生きているだけで良い。 93歳の著者が行き着いた人生の最終章。