作品紹介・あらすじ
詩帆17歳の誕生日デートは岡山の「大原美術館」、ピカソ〈鳥籠〉のまえ。それからふたりはいつも一緒だった。けれど、彼は今日旅立つ。
(「窓辺の小鳥たち」)
ある少女に導かれるように会社と逆方向の電車に飛び乗った私。箱根「ポーラ美術館」のセザンヌ〈砂糖壺、梨とテーブルクロス〉のまえで夢を諦めた記憶が蘇りーー。(「檸檬」)
日常の中の小さな幸せに寄り添う、珠玉の6篇。
感想・レビュー (2件)
一枚の絵がその人の人生を変えることがある 一枚の絵が人と人とを繋ぐことがある 芸術の力 可能性 世界中に名画はある 原田マハさんは、これから、その一つ一つにどんな物語を紡いでくれるのだろうか 楽しみで仕方ない
