自分とは全く違う世界を視る住人と物語を共にした時の独特の感情。これが小説を読む醍醐味。始めから終わりまで存分に味わった。主人公よ特性が守口、悦子、小暮、父親といったピース達に彩られてこんなにも美しく世界の断片を活写するとは。

ふくわらい

ふくわらい

西加奈子

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