作品紹介・あらすじ
計75万部突破、人気シリーズ第9弾!
助けを求めているのは、いったい誰?
一枚のメモが謎を呼ぶ。
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、
秋のある日、日課の散歩の途中、
<たすけて>と書かれた一枚のメモを拾う。
折しもその日の夕方、紅雲町では女子中学生が行方不明に。
メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出と判明、メモの件は放置される。
腑に落ちないお草は周...
感想・レビュー (1件)
まるで映像で観ているかのように細部に渡り文字でシーンを描くのはいつもの通りだが、だんだんその度合いが増しているような気がしなくもない。少しくどいところもあるかな。でも、やはりこの作家の草を中心にしてとりまく人々とのコミュニケーションはとても温かい。同棲を始めた久美さんは一ノ瀬君とうまくいくのかな。 愛情に裏打ちされた賢さがあっていい。今回は拾った吹き出しメモにたすけてと書かれてあったことに端を発しSTORYが展開していく。このシリーズはまだまだ続くだろう。続いてほしい。
