ツナグ

ツナグ

辻村 深月
読者数: 422
出版社: 新潮社
ISBN: 9784101388816

レビュー (4件)

生者から依頼を受け死者と面会の交渉をする、それが使者(ツナグ)。依頼人は様々な思いを持って死者と会うのだが、面会後、前進する人もいれば、生涯重いものを背負って生きることになる人もいる。依頼人のそういう姿を見たからなのか、ツナグ見習いの歩美は、本格的にツナグを引き継ぐ前に会いたい死者に会える、という選択肢をあえて捨てる。彼は自分の感情に素直に従い、死者を温かい想い出の中で生かすことにしたのだ。死者と面会というとオカルトに感じるけど、安心して読めるストーリー。登場人物の心の機微を著者が丁寧に表現している。

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依頼すると、無料で死んだ人と生きた人を会わせてくれる使者(ツナグ)と依頼人の短編集。アイドルの心得は、亡き飯島愛ににたアイドルが出てくる。 私は親友の心得が好き。

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死者と会えるって話。面白くない。

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