作品紹介・あらすじ
大人気ゲーム「ぷよぷよ」を失ったプログラマー、野茂をメジャーに流出させた300勝投手、箱根往路のゴール目前で倒れた大学生、石器発掘の〈神の手〉に騙された研究者ーー。人生には「まさか」がついて回るが、ニュースになるほどの不運や失敗に見舞われた人々は、その渦中にあって何を思い、その後も続く長い人生をどう生き抜いてきたのか。知られざる軌跡と人間ドラマを描く人気連載、待望の新書化。
感想・レビュー (2件)
毎日生きていくことは、容易いことではありません。 良いことばかりの人生など、ありえない。 人は、その都度、起こったこと、出会ったものと向き合って、必死に生きていく。 ドラマになるようなことも、そうでないことも、生きている以上、全て続く。 その必死さ、直向きさを、生きる力として、誰もが生きることを諦めないで生き続けて欲しいと思った。
涙して読んだ。いろいろな人生が読んでいて面白かった。